布施辰治のドキュメンタリー映画「弁護士 布施辰治」の公式ホームページです。

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ドキュメンタリー映画 弁護士 布施辰治 映画予告

監督紹介

監督:池田博穂

1950年秋田県生まれ。法政大学を卒業後全農映をふりだしに助監督・監督として現在に至る。
山本薩夫、今井 正、橘 祐典などの監督に師事。「豊饒の大地」「東京大空襲・子どもたちの証言」「江戸前料理・粋と洒落」「犬張子」、その他テレビドキュメントを含めて多数製作。
「憲法―今と未来の世代のために」(ビデオ)、長編記録映画「時代を撃て 多喜二」、「赤貧洗うがごとき-田中正造と野に叫ぶ人々」「つくられる自白 志布志の悲劇」は人権・環境・平和・人間の勇気を描いて延刻で好評上映中。

提供:LeeHoomkoo

布施辰治弁護士の出身地、宮城県石巻市に隣接した女川(おながわ)町に、全校生徒10数人の女川第四中学校があります。
生徒たちは五年前から、布施辰治の「人類愛」研究に取り組んでいます。研究は先輩から後輩へと受け継がれ、三年前からは、全員でその成果を創作劇にして発表しています。
その中で、韓国には布施辰治を顕彰する人々がいることや中越地震の時には、恩に応えようと募金活動が行われたことを知り、その人たちもまた布施辰治と同じ人類愛の持ち主ではないかと考えるようになりました。生徒たちは、日本の庶民・植民地である朝鮮・台湾の人々に注いだ布施辰治の愛情と正義、そして、歴史から自分にとって大事なものは何なのかということを、それぞれに受け止めています。
法曹界や救援会、在日の人々などがさまざまな分野でも、大衆の隣人として生きた布施辰治の思いは受け継がれています。この方たちは年齢からいっても孫でしょうか。孫の大石進さんが、親族たちの思う布施辰治のイメージを語っています。くちぐちに、大地を踏みしめて、鋤を引きながら田んぼを耕していく力強い農耕牛というのだそうです。
私も下調査をしていくうちに、同じような思いを持ちました。
決して浮き上がることなく、社会という大地に正義という鋤を差込み、庶民とともに耕していくイメージです。そんな布施辰治の姿を、私もひ孫の一人として映像化したいと思います。
布施辰治の思いと行動は、今を生きる私たちに大きな示唆を与えてくれるものと思います。
映画は日本のみならず、韓国や台湾の方々と協力しながら作り上げていきます。
新しい草の根の友好のためにも、よろしくご協力お願いいたします。

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